飲み物からも尿漏れの改善や予防はできます！
尿漏れや頻尿などの悩みは他人には言いにくいため
治療に病院に行く方も少ない傾向にあります。
そこで自宅でできる尿漏れ対策、頻尿対策に
サプリや漢方などが使われることが一般的でした。
しかし、日常生活の中でできる対策というのはないのでしょうか。
今回はそんな日常でできる頻尿対策の中から
尿漏れの改善や予防に効果のある飲み物は
あるのかという視点で特集してみようと思います。
食生活の中でできるものというのは高齢者の方も
産後のママさん、若くて尿意の問題で悩んでいる方など
幅広く使える話になると思います。
サプリメントなどの栄養剤や漢方などの生薬の力からも尿漏れが改善できるように、
実は飲み物の面からも改善や予防のサポートをすることができます。簡単に説明すると
・体を冷やさない飲み物のチョイス
・カフェインを抑える
・栄養バランスを考えた飲み物
というのが飲み物で行えるサポートの三大要素だと言えます。
飲み物から尿漏れ改善や予防をサポートする三大要素
先程簡単に説明した三つの「体を冷やさない」「カフェインを控える」「栄養バランスを考えた飲み物」三大要素について紹介します。
体を冷やさない飲み物をチョイス
尿漏れは、「冷え性」が原因で起こる場合もあります。
なので、できるだけ冷たい飲み物を控えましょう。
特に朝起きると私たちは体が水分を欲している状態になっています。
その時に冷たい水や飲み物を飲むより、
白湯や常温の水を飲むことは体に負担をかけずに
同時に冷え性を予防するためにもいいことなんですね。
2Lの水を毎日飲むダイエット法や健康法を実践している方は、ぬるま湯や常温の水を飲むことをおすすめします。
その他、夕飯の時温かいスープなどお吸い物を飲むのも効果的です。特に
・かぼちゃのスープ
・カニやカレイを使ったスープ
・ニンジンを使ったスープ
などが効果的で、カボチャは、尿漏れ改善用のサプリメントなどにも入っているのでおすすめです。
コーヒーや紅茶などカフェインを控える
コーヒーや紅茶に含まれるカフェインは、利尿作用があるので気をつけましょう。絶対にダメというわけではありませんが、例えば朝ごはんの時にコーヒーや紅茶を飲んでいる方は、温かいココアやお茶に変えるなど心がけてみましょう。
ココアにも多少のカフェインは含まれていますが、コーヒーや紅茶ほどではありません。
栄養バランスを考えた飲み物
これは俗に言う「元気ドリンク」「栄養ドリンク」というものです。現在では、尿漏れ効果があるという栄養ドリンクも存在しています。そういったものの有効利用も必要ですが、あまり栄養バランスが片寄るような飲み方や体を冷やす飲み方などは控えましょう。
尿漏れに関係するその他の飲み物
その他わかりやすいものだと、アルコール類などは尿漏れの原因や膀胱の刺激だけでなく腎臓に刺激を与えてしまうことにもなり、尿漏れに悩んでいる方は、一番控えたほうがいい飲み物といってもいいでしょう。
ですが、利尿作用や膀胱や腎臓をいたわるために水分補給を疎かにするのは逆効果です。
特に先ほど話したコーヒーやアルコール類は体内の水分を排出してしましまう。
そして水分補給が疎かになると、便秘の原因になりそこから腹圧性尿失禁という尿漏れになってしまったり、尿の濃度が濃くなり腎臓の病気や脳梗塞の原因にもなります。
なので温かいスープや常温の飲み物を有効活用し体を冷やさずに水分補給をするよう心がけましょう。
水分補給も栄養と同じでバランスがとても大切だということがわかります。
参考の関連として、尿漏れの対策や予防、スッキリ生活を送るためにサプリメントや栄養剤があるように、効果的な食べ物もあります。
尿漏れを促進してしまう可能性のある飲み物
カフェインの多い飲み物はトイレに行きたくなると聞いたことがあるのですが、
他にも気をつけた方がいい飲み物はありますか？という質問もよく寄せられます。
トイレに行きたくなるということは、利尿作用が高いということですね。
カフェインと聞くと「コーヒー」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか！？
紅茶や緑茶にもカフェインが多く含まれています。カリウムも新陳代謝を活性化させ、利尿作用がある成分です。カリウムはオレンジジュースなどの柑橘類や、しぼりたての野菜ジュースや赤ワインなどに含まれているので、気をつけましょうちなみに、あや先生は常温の水やほうじ茶、麦茶、ルイボスティーなどを患者さんに勧めているそうですよ!利尿作用だけでなく、冷え性にも注意!温かい飲み物を飲んで、体を冷やさないように気をつけましょう!
また市販されている尿漏れ予防のドリンクなどもあります。
代表的なものでハルンケアというドリンクを聞いたことがあると思います。
テレビCMでも放送されていたので多くの方が知っていると思います。
ドリンクタイプとスティックタイプの2種類が販売されていて軽い尿漏れや残尿感、尿が出渋る頻尿だという方に向けて作られている商品で、８つの生薬が主な成分として製造されています。
これらの尿漏れなどの対策ドリンクは、やはり骨盤底筋のトレーニングがあってこその対策となるため、飲み物を飲むだけで改善するというイメージよりも、トレーニングと併用するという感覚のほうがいいと思います。