尿漏れで病院に行く時に役立つ排尿日記の付け方とは?
頻尿気味やお漏らしの症状を感じた時、皆さんは排尿日記をつけているでしょうか?
多分大半の方がつけていないかと思います。
ですが排尿日記とは、頻尿や尿漏れを解消する為に必要な排尿のコントロールをしやすくする目安になるだけでなく、いざ症状が悪化してしまった時に専門医の判断をより明確にすることもできる貴重なデータです。
要するに、自分がいざ病院に行った時に初診の時から明確な判断をされ病院に行く回数も減らし解消方法がよりわかりやすくなるというメリットばかりの日記となるわけなんですね。
もちろん、セルフケアなどを行う際にも役に立つので行って損はありません!
そこで、当ページでは、そんな役に立つ排尿日記のつけ方と使い方について紹介しています。
ですが、まず初めに尿漏れ(尿失禁)の症状に合われた方このような思い込みや不安を抱えてませんか?
「たまたまでしょう」
「じきに治るはず」
「病院に行くのが恥ずかしい」
実は、恥ずかしさが大きく病院に行くことをためらってしまう方や、思い込みでじきに治るという方も多くいらっしゃるようです。
でも、恥ずかしいからといって放置しても治りませんし、悪化してしまう可能性だってあります。しっかりと自分の症状を理解し完治するためにも、相談のつもりでもいいので受診することが大切です。
※当ページの最後の方には、そんな恥ずかしさや不安から専門医を受診できない方のために、女性専用の女性しかいない女性泌尿器科の存在についても紹介しています。
続いてあなたはこのような現状ではありませんか?
- 症状を感じているけど様子を見ている
- 尿漏れや残尿感ケア用サプリメントを飲んでいる
- 骨盤底筋や膀胱のトレーニングをしている
- 恥ずかしくてまだ病院に行く勇気がない
このような現状の方々に特に排尿日記はおすすめできますなぜなら、恥ずかしくてまだ病院に行く勇気がないという方以外の方は全てどうにかしたい、改善したいといった意思があるので、もし病院を訪ねることになった時に、「専門の医師の参考になり」いま現状セルフケアを行っている方々の「自分自身の排尿状況がわかる」わかるので、セルフケアの効果や正確性をより高め
そんな2つのメリットを兼ね備えたのが排尿日記だからなんです。
この2つのメリットは、医師がしっかりと患者の状況を把握して正確な治療法を支持出来るだけでなく、ご自身の排尿習慣がわかることにより、余裕がうまれ外出したくなかった気持ちやいつ起こるかわからない不安を取り除くことに繋がります。
すると、今まで、外出したくなかった不安やストレスも晴れストレスが原因で膀胱が収縮してしまうという一つの尿漏れの原因のなくすことができます。
先ほど話していませんでしたが、恥ずかしくてまだ病院に行く勇気がない方でも排尿日記を始めることによって尿漏れ解消の道筋の第一歩となるはずです。
尿漏れに役立つ排尿日記の付け方
ココでは、役に立つ排尿日記の付け方について詳しく紹介していきます。
まず初めに、日記を付ける前に以下の5つの項目を日記をつけるノートや紙に記入してみてください。
- 尿漏れはいつごろ始まった?(1〜2年前・最近酷くなった・など)
- どんなときに起こった?(寒い時・くしゃみをしたとき・意識しないで急に・など)
- どんな様子で漏れるのか?(ちょろちょろ・一瞬の少量・気付いたら間に合わない・など)
- どんな時に不安を感じているか?(病気なのか・夜中寝れない・電車等トイレがないと乗れない・など)
- どうなりたい?(運動ができるように・トイレが間に合うように・吸水パットが外せるように等)
これは、最初の始める前と病院に行く直前の最後の2回記入するとよいでしょう。なぜなら、今現在と病院に行くまでの間の自分の体の変化や気持ちの変化が確認できるという理由と医師が排尿日記を参考にした時に流れが見れるので参考に判断しやすいという2つの理由があるからなんです。
最初に書くときは、あまり書けないと思いますが、排尿日記を付けてる間に気になったことはすべて書き込むようにしましょう。
排尿日記には何を記入すればいいの?
排尿日記を付ける時に医師も判断や参考にしやすいようにいくつかの項目を記入する必要があります。これは、毎日毎回トイレに行く時や尿漏れが起こったときに書くと良いです。いくつかの項目とは次のような項目があるととてもわかりやすいです。
- 記入した日にち
- 起床時間・就寝時間
- 体調(風邪気味・元気・等)
- おしっこをした時間
- おしっこの量
- 尿漏れ(有・無)
- 尿意(我慢できるものかできないものか○×)
- 一日の水分摂取量(おおよそ)
- 備考
(排出時の様子:ちょろちょろor一気に等)
(違和感・痛み等)
このいくつかの項目を書いておくと医師も参考にしやすく、自分自身も現状を知り相談しやすいです。そして自分の排尿管理を知ることで尿漏れが起こっても怖がらず外出したり、旅行を楽しむこともできるようになります。
この項目の中で一番難しく一番医師も参考にしやすいのが尿量です。個人差はありますが一般的な成人の平均尿量の目安は、一日約1500〜2000mlです。一回だと平均400mlくらいだそうです。
なので、少しためらう気持ちもありますが、ペットボトルの頭を切り、500mlくらい入る容器を作り、計量カップなどで50mlごとに線を引いて尿量を図るようにしましょう。面倒な人は、大きめの料理用計量カップも安く売っているので買うのもいいかと思います。
※症状などによりすぐに病院や専門の泌尿器科を訪れたい方はすぐに受診してください。もし数日後に受診を考えている方は、2〜3日分の排尿日記でも参考になるので付けて持っていくと良いと思います。
女性が安心できる|女性泌尿器科
泌尿器科って聞くだけで恥ずかしいという方もいますよね。私が尿漏れなんてありえない。受診するのも相談するのも恥ずかしい、そんな人もいるかと思います。
そんな方でも安心して受診できるのが
「女性泌尿器科」です。近年は、女性の骨盤底疾患を専門的に扱う女性泌尿器科の病院も存在しています。もし調べて、近くにあるか通院できる距離にあるのであれば、リラックスして安心して受診してみてください。
※その他、妊娠中の方は、産婦人科に。持病がある方は担当医に。まずは相談することをおすすめしています。
排尿日記を付けながら実践すべき事
ただただ、排尿日記ばかり書いていても医師の参考になって役に立つけどその間解決に向かっていない。そう思いますよね。確かに排尿日記は重要です。医師の正確な判断を支えたりご自身の排尿習慣が分かることは、トイレに行く時間がわかるということです。
ですが、排尿日記をつけたからといって尿漏れが直ぐに改善されるわけでもなく、普段の生活を快適に過ごせているわけではありません。
そこで、排尿日記を付けている間でも行えるセルフケアを紹介します。
骨盤底筋と膀胱を鍛えるトレーニングを行いましょう
尿漏れの原因の一つに骨盤底筋の緩みと膀胱の機能低下が考えられます。骨盤底筋とは、ハンモックのような役割で臓器を支えるとともに尿道を締めたり開いたりする役割があります。この骨盤底筋が緩んでしまうとしっかりとした、排尿が行えず尿漏れや残尿感が起こります。
そして膀胱の機能の低下も同じことが言えます。膀胱は袋状の筋肉で出来ています。ですから機能の低下は、膀胱をしっかり拡げたり収縮させたりすることが困難になってしまうため、膀胱に溜められる尿の量を変化させてしまいます。
すると、脳はこの量まで通常なら溜められると勘違いして腎臓から膀胱へ尿を送る指示を出しますが、膀胱は拡がらず溢れて尿漏れを引き起こしてしまうのです。ですから、尿漏れの症状を感じた時は膀胱と骨盤底筋を鍛える必要があるのです。
上記写真は一つの骨盤底筋の体操の方法を紹介しています。この骨盤底筋の体操は、尿漏れや頻尿の大半を改善できると医師も言っていました。勿論、中には栄養不足や病気や事故が原因であることあるので全てではありません。
サプリメントによる栄養摂取を行いましょう
上記で先ほど説明したように尿漏れの原因の一つに栄養不足というものがあります。ビタミンやミネラルなど様々な栄養素が原因になりますが、現在は「ノコギリヤシ」「かぼちゃの種」「クランベリー」といった尿漏れに直接効果をあらわす、栄養素を補うサプリメントもあります。このようなサプリメントを摂取することによって栄養不足から起こる尿漏れを防ぐことにつながります。
これら2つの方法を排尿日記を記入している期間に行うことで、日記を見返した時に
- 骨盤底筋や膀胱のトレーニングを始めてから始める前に比べて尿漏れが軽減した
- この尿漏れ改善用サプリメントを利用したらこれだけ変化があったもしくは改善した
などの経過が見れるとともに医師もそれらを判断しやすくなったり、より適切な指示に繋がります。ですから排尿日記をつけてる期間に医師なしで行える2つのセルフケアを試してみてください。
当サイトでオススメしている尿漏れや頻尿の解消をサポートするサプリメントは、「すっきりさわやか習慣」です。この商品は、開発した方が薬剤師の方なのですが自分の症状の解消のために作ったとのことでとても説得力のある商品です。そして薬物(お薬)ではなくサプリメント(健康食品)なので、安心してご使用できるかと思います。